ニッポニア・ニッポン

ニッポニア・ニッポン


ニッポニアニッポンとは…

絶滅危惧種の鳥、トキの学名です。



高木薫はOM通商株式会社( http://www.om1981.co.jp/)のCSR推進室に就業しており、様々なCSR活動をしております。


またオーエム通商は環境への取り組みはもちろんですが、

今後は日本の「伝統・文化・芸術」を尊重する活動にも力を入れていこうと考えております。

そこで、私の書と染の作家活動を通して、 日本の「伝統・文化・芸術」に触れ、感じてもらう活動を、

会社がサポートしてくださっています。




このブログでは主に、高木薫のCSR活動や芸術活動、展示会情報、受賞報告を、

皆様に知って頂けるようにとの思いを込めて更新していきます。



2014年12月15日月曜日

2014/3/15・16 こども大学かわごえ(ミニかわごえ)





地域の活性化と子供の育成
 
こども大学はアルバイト(勉強、ものづくりなど)と消費(遊び、食事など)するコーナーが存在し、疑似社会をこども達に体験してもらうものです。10分働くと5コエド(通貨単位)もらえる。今回、川越市蓮聲寺にて書道教室として参加致しました。



授業内容

 30分間カレンダー制作甲骨文字から楷書までの様々な時代、形体から好きなものを一つ選び、今年の干支である『馬•午』の字のカレンダーを作成する。美しい文字は在っても上手い下手のないことを知ってもらう。自分らしさの認識、習字の固定観念の払拭、楽しみながら日本の心に触れることを目的とします。

 
 『習字』と聞いただけで、正解のあるテストのようで窮屈な印象が浮かぶと思います。確かに美しいとされる文字はあります。そこに近づく練習が『習字』ですが、他にも文字を書く行為に『書』があります。漢字はかつて絵でした。それから時代と共に形を変え、多種多様な書体が存在します。また、『書』は人の精神を映す鏡として、己を表現する芸術的行為として、漢字圏で広く定着しています。



五體字類(漢字字典)のコピープリントを配布。気になった文字をいくつか選び、筆、墨汁を用いて半紙に何枚か練習をする。
A5サイズ、2014年4月始まりのカレンダーを印刷した画用紙に子ども達の自由な発想で思い思いに書いてもらう。こども達がどのように表現したいのかを話しながら、それぞれに合った指導を行う。
乾く前に金粉と銀粉で装飾。筆ペンで名前を書き、完成。








二日間でこども大学には1200人ほど来場し、書道教室には200人ほど学びに来られました。リピーターも多く、皆さん思いおもいの文字を表現され、同じ『馬・午』とは思えないほどでした。下は三歳から大人まで、絵を描くように書道を楽しんで頂けたようです。
こども達の楽しそうな笑顔がとても励みに成りました。

次回の川越こども大学は2015/3/14,15です。





2014/3月15、16日
場所: 川越市 蓮聲寺
時間:8:00〜17:00